事前学習で調べておくこと
術式と再建方法、それによって起こりうる術後の症状を対応づけて書いておきます。手術直後の合併症(出血、縫合不全、感染など)はいつごろ起きやすいかを日数で。食事再開後の症状(早期と後期のダンピング症状、逆流、下痢など)は、どんな食べかたをすると起きやすいかまで書いておくと、そのまま指導の材料になります。長期的には貧血や骨の問題も出ることを押さえておきます。
急性期の実習で受け持つことが多い疾患です。胃を切ることで食べかたそのものが変わるので、術後の合併症の観察と、退院後の食生活の指導が両方入ってきます。
書いている人:みい先生(現役看護師)
看護学生のときに学年1位・首席卒業。自分が実習で書いた記録をもとにまとめています。
胃全摘か幽門側切除かで、術後に起きることも指導の中身も変わります。どこをどれだけ切って、どうつなぎ直したのか。事前学習でここを正確に書いておくと、あとがぐっと楽になります。
術後の山場は手術直後だけではありません。食事が再開してから、一度に食べられる量、食後の症状、体重の変化。ここを毎日見ていると、退院指導が具体的になります。
身体のことだけを書いて終わると、記録が浅くなります。今後の治療への不安や、仕事や家族のこと。患者さんが話してくれたことを残しておくと、心理面の看護問題が書けます。
術式と再建方法、それによって起こりうる術後の症状を対応づけて書いておきます。手術直後の合併症(出血、縫合不全、感染など)はいつごろ起きやすいかを日数で。食事再開後の症状(早期と後期のダンピング症状、逆流、下痢など)は、どんな食べかたをすると起きやすいかまで書いておくと、そのまま指導の材料になります。長期的には貧血や骨の問題も出ることを押さえておきます。
手術から、創部と痛みの線、腸の動きと食事再開の線、栄養と体重の線が伸びます。痛くて動けない、動かないと腸が動かない、食べられない、体重が減る、体力が戻らない。この流れが描けると優先順位が決まります。そこに、がんという病気を抱えたことによる不安の線を1本足します。
ゴードンなら「2 栄養と代謝」が中心になります。次に「3 排泄」「4 活動と運動」、そして「10 コーピングとストレス耐性」「7 自己知覚・自己概念」に、病気の受けとめが入ります。食事に関する情報は、術前にどう食べていた人なのかまで拾っておくと、退院指導が現実的になります。
OPはバイタル、創部、疼痛、ドレーンの排液、腸蠕動音と排ガス、食事の摂取量と食後の症状、体重の推移、離床の状況。TPは疼痛のコントロールと早期離床、食事再開後の食べかたの調整。EPは、少量ずつ回数を分けて食べること、ゆっくり噛むこと、食後の姿勢など、退院後に本人が続けられる形で伝えることです。ご家族が食事を用意する場合は、ご家族にも同じ内容を伝えます。
そのまま使うためのものではありません。優先順位も表現も、受け持ちの方に合わせて変わります。
みい先生が学生時代に実際に書いたものです。中身は会員サイトで見られます。
変わります。全摘のほうが一度に食べられる量が少なくなり、長期的な貧血の問題も出やすくなります。事前学習の段階で術式を確認しておくと、退院指導の中身がぶれません。
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食後どのくらいで、どんな症状が出たか、そのとき何をどれだけ食べていたか。この3つがそろっていると、次の食事の調整につながる記録になります。
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