事前学習で調べておくこと
左心不全と右心不全で出る症状が違うので、受け持ちの方にどちらの症状が出ているかを対応づけて書いておきます。心不全の重症度の分類、内服している薬(利尿薬や強心薬など)と、その薬で何を観察するか。あわせて、日常生活がどのくらいの活動で苦しくなるのかも押さえておくと、離床の計画が立てやすくなります。
高齢の患者さんで受け持つことが多い疾患です。入退院を繰り返している方が多く、「どうしてまた入院になったのか」を書けると、退院指導まで一本につながった記録になります。
書いている人:みい先生(現役看護師)
看護学生のときに学年1位・首席卒業。自分が実習で書いた記録をもとにまとめています。
心不全は全身に影響が出ます。息苦しさ、むくみ、体重の増加、尿の量、食欲、夜眠れるかどうか。全身の症状を並べて、それが心臓とどうつながっているかを書けると、アセスメントに深さが出ます。
毎日の体重測定と水分出納は、心不全の実習でいちばん大事な観察です。数字を写すだけでなく、増えているのか減っているのか、それが何を意味するのかまで書けているかを見られています。
塩分の多い食事、水分のとりすぎ、薬の飲み忘れ、体調の変化に気づけなかったこと。どれが原因だったかを本人から聞けると、退院指導の中身がその人に合ったものになります。
左心不全と右心不全で出る症状が違うので、受け持ちの方にどちらの症状が出ているかを対応づけて書いておきます。心不全の重症度の分類、内服している薬(利尿薬や強心薬など)と、その薬で何を観察するか。あわせて、日常生活がどのくらいの活動で苦しくなるのかも押さえておくと、離床の計画が立てやすくなります。
心臓のポンプ機能の低下から、肺のうっ血で息苦しくなる線と、全身のうっ血でむくむ線の2本が伸びます。そこから、動くと苦しいので動かない、動かないと体力が落ちる、という活動の線につながります。さらに、塩分や水分の管理が難しいことから再入院へ、という生活側の線を足すと、その人の関連図になります。
ゴードンなら「4 活動と運動」「2 栄養と代謝」(塩分と水分)「3 排泄」(尿量)「5 睡眠と休息」(夜間の呼吸苦)に情報が集まります。そして「1 健康知覚・健康管理」に、これまでの入退院と自己管理の状況が入ります。ここが厚く書けると、退院支援の看護問題につながります。
OPは呼吸状態と息苦しさの程度、浮腫の部位と程度、毎日の体重、水分出納、尿量、血圧と脈、活動したときの反応、夜間の睡眠。TPは安楽な体位の工夫、活動量を少しずつ上げていく援助、塩分と水分の管理の支援。EPは、退院後に自分で体重を測って記録することと、どんなサインが出たら受診するかを一緒に決めておくことです。ここが再入院を防ぐ看護になります。
そのまま使うためのものではありません。優先順位も表現も、受け持ちの方に合わせて変わります。
みい先生が学生時代に実際に書いたものです。中身は会員サイトで見られます。
数字を書き写すだけで終わらないことが大事です。前日と比べて増えているか、体重の変化と合っているか、そこから何が言えるか。そこまで書けていると、アセスメントとして評価されます。
その人が今回入院になった理由をひとつ特定して、そこに絞るのがコツです。会員サイトには、実習で実際に提出した指導のパンフレットの実物もあります。
下の一覧に、いま会員サイトにある心不全関連の資料の件数と内訳を出しています。事前学習・関連図・看護計画・アセスメントがそろっています🥚
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ここから始める →このページは学習の参考用です。学校と実習先の方針を必ず優先してください。
資料はすべて学習用で、実習記録としての転記・提出はできません。