事前学習で調べておくこと
1型か2型か、治療が内服かインスリンか、合併症がどこまで出ているか。この3つで看護がまったく変わります。合併症は名前を並べるだけでなく、目・腎臓・神経それぞれが患者さんの生活の何を邪魔するかまで書いておくと、そのまま観察項目になります。検査データはHbA1cと血糖値の推移を、日付と一緒に並べておくのがおすすめです。
慢性期の実習でいちばん多い疾患です。急に何かが起きるわけではないぶん、「この人の生活の、どこに手を出すか」を書けるかどうかで記録の質が決まります。指導のパンフレットを作る課題が出ることも多い疾患です。
書いている人:みい先生(現役看護師)
看護学生のときに学年1位・首席卒業。自分が実習で書いた記録をもとにまとめています。
食事療法と運動療法と薬物療法、と並べただけでは、その人の計画になりません。仕事の時間、家で誰がごはんを作るか、外食の頻度、お金のこと。そこまで聞けているかどうかで、実現できる計画になるかが変わります。
守れないのには理由があります。忘れてしまうのか、意味が分かっていないのか、分かっていてもできない事情があるのか。理由まで書けると、看護問題も指導の中身も変わります。
血糖値の管理というと高いほうに目が行きがちですが、実習中に実際に起きるのは低血糖です。どんな症状が出るか、出たときにどうするかを、事前学習の時点で書いておくと安心です。
1型か2型か、治療が内服かインスリンか、合併症がどこまで出ているか。この3つで看護がまったく変わります。合併症は名前を並べるだけでなく、目・腎臓・神経それぞれが患者さんの生活の何を邪魔するかまで書いておくと、そのまま観察項目になります。検査データはHbA1cと血糖値の推移を、日付と一緒に並べておくのがおすすめです。
真ん中に「高血糖」を置くと、合併症へ線が伸びます。それだけだと教科書と同じになるので、そこにその人の生活を重ねます。仕事が不規則で食事の時間が定まらない、足のしびれがあって運動しづらい、目が見えにくくて自己注射がしにくい。生活側から引いた線が入ると、その人の関連図になります。
ゴードンなら「1 健康知覚・健康管理」がいちばん厚くなります。次いで「2 栄養と代謝」「4 活動と運動」、合併症が進んでいれば「6 認知・知覚」にも出ます。セルフケアの評価は、できているかできていないかの二択にせず、どこまでは自分でできていて、どこから援助が要るのかで書くと具体的になります。
OPは血糖値の推移、食事の摂取内容と時間、活動量、足の観察(傷・白癬・爪)、内服やインスリンの自己管理の状況、低血糖症状の有無。TPは自己注射や血糖測定の手技の確認、フットケア。EPが糖尿病では中心になります。相手が覚えられる量にしぼって、家に帰ってから続けられる形にするのがコツです。学校でパンフレット作成の課題が出たら、この部分がそのまま材料になります。
そのまま使うためのものではありません。優先順位も表現も、受け持ちの方に合わせて変わります。
みい先生が学生時代に実際に書いたものです。中身は会員サイトで見られます。
全部入れると読まれません。その人がいま困っていることをひとつに絞るのがコツです。会員サイトには、実際に実習で提出したパンフレットの実物もあるので、分量と見せかたの目安になります。
急性期のように「〜の恐れ」が並ばないので戸惑うところです。その人が退院してから困ることは何か、という視点で探すと出てきます。完成したアセスメントを1件通して読むと、情報の拾いかたがつかめます。
使えます。むしろ最初の実習から完成形を見ておくほうが、書きかたの型が早く身につきます🥚
完成した記録を、先に1件だけ見てみませんか。
登録なしで見られる無料サンプルを用意しています🥚
1,840点・7,910ページが、スマホでぜんぶ見られます
ここから始める →このページは学習の参考用です。学校と実習先の方針を必ず優先してください。
資料はすべて学習用で、実習記録としての転記・提出はできません。